自分に合ったマスクの選び方

自分に合ったマスクの選び方

当初、新型コロナウイルスの感染リスクが高いのではないか、といわれていた歯科。しかし日本において、これまで歯科診療を原因とする新型コロナウイルスによる院内感染の報告は出ていないようです。それはマスクの装着といった院内感染対策を、日頃からしっかり行っていることが理由の一つかもしれません。

新型コロナウイルス感染者の咳などから出る飛沫には、大量のウイルスが含まれています。周囲の人にとって、マスクは感染予防の必需品といえるでしょう。

そこで今回は、マスクの選び方・着け方をお伝えします。

 

<マスク着用の基本原則>
マスクを着用する際に重要なことは、次の2点です。

・目的を果たせる性能のマスクを使用すること
・マスクを顔にしっかりと密着させ、隙間をつくらないこと

①性能
マスクが顔に密着している前提で病原体の伝播を防ぐためには、病原体がマスクを通過しないことが重要となります。
粒子の大きさは、スギ花粉が約30㎛、会話やくしゃみでの飛沫が5㎛以上、PM2.5が2.5㎛、細菌が約1㎛、ウイルスが0.02~0.3㎛とされています。

②密着性
マスクにはさまざまな種類があります。例えば、プリーツ型のマスク。鼻に当たる金属部分を鼻の形に合わせ、マスク越しに鼻を押さえながらプリーツ部を引き伸ばして顎下までしっかり覆います。頬とマスクが触れる部分を密着するように手で押さえると、密着度はさらに高くなります。

 

ウイルスをカットしてくれるか、自分の顔にフィットしているか。これらのことに気を付けながらマスクを使用することで、感染のリスクはだいぶ異なるように思えます。

藤山台かわだ歯科では、マスクの着用はもちろん、徹底した新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症対策を行っています。
安心してご来院ください。