
持病がある方の歯科治療
心臓病、糖尿病、透析などの持病がある場合には、必要な対策を行ったうえで、医療安全に配慮した
抜歯や手術を心がけています。症状によっては信頼できる口腔外科をご紹介させていただく場合もあります。
持病や服用しているお薬によって今後の対応方法も異なりますのでまずはご相談ください。ご自身の病名と服用しているお薬の種類を確認し、受診時に内容をお伝えください。以下に代表的な疾患と関連した歯科治療時の注意事項を記載します。
持病がある方の場合
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健康状態のヒアリング
安全に治療を行うため、糖尿病や高血圧症ではないか、常用薬の確認などを行います。治療を行う上でとても大切な情報となるので、しっかりと話しをお聞きします。血が固まりにくいお薬を飲んでいる方は中止していただくこともあります。
- 2
主治医の承諾が必要となることもあります。
抜歯の場合、かかりつけ医の承諾を得られた後、治療日を決定します。
- 3
口内の状態に合わせて治療方針を決めていきます。
お身体の状態をお聞きしながら治療計画をしっかりと立て進めていきます。
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●糖尿病
糖尿病を患っていると、細菌への抵抗力が弱く、抜糸をしたあとに感染が起きやすかったり、傷の治りが遅れたりすることがあります。
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●心臓に疾患がある方
心臓に疾患のある方で血を止まりにくくするお薬(抗凝固薬)をのまれている方に特に注意が必要な時は、抜歯をする時や膿を出すために歯肉を切開するなど出血が伴う場合です。
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●高血圧
高血圧の数字を安定させる薬(降圧剤)などのお薬を飲まれている方は、お申し付けください。