入れ歯のお手入れ方法

入れ歯のお手入れ方法

入れ歯・さし歯・ブリッジを使用している人が、むし歯、歯周病を予防するためには、入れ歯のお手入れと、歯が抜けているところのお手入れの両方が必要です。

 

お口の中には普段から多くの細菌が存在し、入れ歯と歯ぐきの間は格好の繁殖場所となってしまいます。

また、天然歯と同じように、歯石やプラークも入れ歯につきます。

タバコや紅茶、コーヒーの茶渋まで入れ歯の変色の原因になるのです。

お口の中で使う入れ歯は乾燥にとても弱く、保管方法を間違えるとひび割れや変形の原因にもなります。

変形すると、快適な装着感が得られなくなるのをはじめ、義歯性口内炎の原因になることもあります。

 

□Point
・食後には入れ歯および残っている歯をていねいに清掃しましょう。
・汚れた入れ歯は、流水下で歯ブラシを使って清掃してから入れ歯洗浄剤に浸漬するようにしましょう。

 

入れ歯の清掃が不充分だと……

義歯性口内炎の原因になり、口臭の原因になり、入れ歯に色素沈着や歯石沈着がおこります。

又、部分入れ歯の場合、維持装置(クラスプ・バネなど)のかかっている歯や残っている歯がむし歯や歯周病になりやすくなったり、食べカスが残りやすくプラーク(歯垢)がつきやすくなりますので特に注意が必要です。

毎食後、入れ歯をはずしてからブラッシングし、清潔な入れ歯を保ちましょう。